騎空団を立ち上げてから1年が経ちました  ―夢見の空編

 さて、ここまで黎明編、創業守成編、追憶編とミストラルの歴史を追って旅をしてきました。ここからは先へつながること、今後への展望を交えつつ集めてきた質問に答える夢見の空編となります。ここが一番の楽しみだった人もいたでしょうね、たいへんお待たせ致しました。それでは始めていきましょう。

騎空団を立ち上げてから1年が経ちました ―旅路の追憶編 - Choucroute_Mistralの日記

 

 

・Q&A

 

Q: 団を運営していく上で気にしている事は何?

 

私が団を運営していく上で最も気にかけていることは「平等と公平」、ここに尽きます。

 人が人と接する以上、どうしても仲が良い人、良くない人、悪い人というものは出てきてしまいます。個人が個人に対してどんな感情を抱こうとも基本的には自由なのですが、団としての意思決定をする際にこれを持ち込んでしまうと、いわゆる独裁状態となってしまうわけです。言い方を変えれば姫と囲いの関係に陥りかねないという話ですね。

 どれだけ気に食わない人でも「ノルマという義務を果たしているなら団への在籍を無条件に認める」、「福利厚生(団栄誉救済を受ける、ルシ出荷を依頼する)という権利の行使を拒否しない」、この点については特に注意を払うようにしています

※現在団内に個人的に気に入らない人が居るという話ではありません。例えの話です、念為。

これは平等性を維持するための極めて重要なポイントですが、それとは別に団員自身を保護するための装置でもあるわけです。黎明編でも触れましたが、この上記2点を団長の個人的な好き嫌いから拡張することで

団として」ノルマを果たしている人の在籍を無条件に認める

 →ノルマちょうどの貢献度だけ稼ぐスタイルでも、問題なく在籍の権利を得ることができる。すなわち貢献度の上下差によって団員が別の団員を煙たく思っても、それを盾とした追い出しを認めない

 ・「団として」ノルマを果たした人の福利厚生の享受を拒否しない

 →在籍の権利を得ていれば、貢献度の大小に関わらず福利厚生を気兼ねなく受けることができる。また、その権利がある。

というように解釈することができます。むしろこちらが後から出た先と言っても過言ではないですね。この理屈に拠って、団長はノルマを達成した団員を難癖つけて放り出すことはなく、どんな団員でもノルマを達成しているなら保護対象である、と明言することができるわけです。

 また、平等性という観点から私自身と個人的な交流がある人(言わば団という身内の中でのさらに身内)の扱いを特別にしないように、という点でも注意をするようにしています。私も人ですから、当然深い交友関係にある人に対しては甘くなりがちな傾向があるわけです。ただし、それを野放しにしていては同じ団の団員なのに扱いが露骨に違う人が居る、という著しく平等性を欠く結果をもたらすため、そのような人たちに関わる判断をしなければいけないときは特に慎重になるようにしています。その結果やや辛辣な対応になっていることがあったかもしれませんが、その点については謝罪するとともに理解をお願いしたいと思います。

 公平性の方は平等性よりずっと簡単な話です。一人に情状酌量の余地を与えたら平等を期すために他の人にも与えるが、各々が抱える事情に応じて処置の程度は変える(結果的には免罪になることが殆どですが)というただそれだけのことですね。

 

 

Q: 団内共闘(マルチ要素全般)に対する考え

 

マルチ要素については幾つかポイントがありますので、それぞれについて答えていきます。

 まず削ってから流す行為に関して、マルチバトルは団に流した時点でMフリーとして扱うと決まっていますが、同時に削ってから流すことも問題ないと定められています。ただし流す前に削れば削るほど基本的に救援側の旨味が減る(MVPが遠のく)、ものによっては飛んでくるトリガーの問題で一定以上削られた状態のものは敬遠されるというパターンもあるため、ここは自分の判断でタイミング良く流しましょうね、と。削りすぎて救援に人が入ってこなくても、逆に早めに流しすぎてMVPかっさらわれても文句はなしということです。それが嫌ならソロで殺れ、Fin.

 共闘についてはちょっと毛色が変わってきます。こちらはクエスト自発者以外が基本的にノーリスクで周回できる関係上、APを負担する自発者の意向を第一に汲むべきというものです。準M調整をさせてほしいと言われればそれに応える、という形が一番多いでしょうか。アスタロトクラスになると討伐できれば何でも良いというようになってきますけれどね。

  そのような競争要素を離れた先、高難易度に関してはそれ以外と全く別のルールを敷いています。速度競争は構わないが、全体の事故率を上げるような動きは厳に慎むように、と。例えば破局のような危険なトリガーのそれなりに手前から、無警告で一気に踏み抜く勢いで飛ばしにかかるような動きですね。

 実際のバトルを離れた方針のようなものでは、今後実装される高難易度に関してはルシHと同じ用に、かつルシ以上に積極的に挑戦をしていくつもりです。ルシHに挑戦する過程で培ったノウハウを転用しつつまたゼロから知識を積んでいくというごく当たり前の、しかし重要なことですね。直近の六龍ではルシH以上に各属性のスペシャリストの力を借りていくことになるかと思います。特定の属性に自信勢各位は座して出番を待っていてください。

 

 

Q: 古戦場に対しての考え

 

 

こんな地獄でやってられるか!俺はさっさとノルマをやっつけて撤収させてもらう!

 

 

 

 というのは半分冗談半分本音ですが、回を重ねるごとに古戦場キツくなってきてるなぁ、というのは正直な感想です。総合2000位以内狙いは団員の負担がうなぎのぼりになることは明白なので、今後も2.5億敗北団としての方針、ノルマ設定は堅持していきますのでご安心ください。

 団として上を目指したいという人には非常に申し訳ないですが、黎明編のノルマの話で触れたように、楽さと引き換えに団としての古戦場での強さは妥協しているような形となっています。この点に関しては今後も(古戦場のシステムそのものに大幅な変更がない限りは)変わらない、制度的に変えようがないので、もっと上を目指したい方はその旨伝えて旅立ってくださって構いません。もっと上を目指したいという理由であればこちらとしても何も言うことはないので、何の気兼ねもなく背中を押してあげられますから。

 

 

Q: 団員をスカウトする時に気をつけていること

 

 これについては創業守成編・団の指針とその一例、の項目で触れた通りですね。当たりをつける目安としての特化属性の有無。そして最も重要な要素として人格的に問題のある人でないか、という点です。

 同じ事を伝えるにも伝え方一つで印象が変わること、言葉尻一つで回避できる衝突も多いことから団内での人間関係に起因するいざこざを事前に予防するという意味でも、狂犬のような人でないか、最低限の礼儀は身につけているかは特に重視しています。現実にこの人は腕は確かだろうけれど、団に呼び込んだら確実に要らないトラブルを撒き散らすだろうから欲しくないなぁという人はいますからね……人間関係のトラブルで団がちぎれ飛ぶ話は枚挙に暇がありませんし、問題の種が入ってくる前に選別、対策ができるならそれに越したことはないということです。対症療法より予防医療これ大事

 また、把握できている範囲でこの人(団員)とこの人(入団希望者)はあんまり関係が良好ではなかったような記憶があるな、という場合には、団員側に事前に大丈夫かどうか確認を取るようにしていますね。それも嫌だと言ったからといってそれを理由に入団希望を拒否するというのは相当な事情がなければありませんが、仲良くしろとは言わないからせめて波風を立てないよう大人の対応をして欲しいぐらいは(団員側に)事前通知をします。突然入ってくるのと入ってくると分かっていて実際に来たのであれば、後者の方がまだ心構えができている分衝突を回避する余裕が生まれますから。

 

 

Q: 闇ジャンヌでもイケるのか

 

 はい、このあたりから個人の性癖を根掘り葉掘りする質問が溢れ出してきましたので適当に黙殺しつつ一つニつだけ拾い上げて終わりにします。

 

 闇ンヌについてはあの痛々しい姿が心につらいのであんまり好きではないです。そもそもジャンヌの何が好きかってちょっとからかいたくなるぐらい生真面目だけど、自分が使命と定めたものに対してどこまでも真摯だからっていうところなんですよ。あとあのいい色合いの金髪。だから心が折れてしまった闇ンヌのあの姿はその前を知る者として見ていられないし、救いを求めてもがくようなボイスも耳に痛い。とにかくそんなお前を見たくはなかった・・・と解釈違い寸前状態なわけです(実際には素ジャンヌの最終フェイトエピとの兼ね合いで辛うじて存在を許容できているわけではありますが)。確かにジャンヌはジャンヌだ。だがお前は私が好きになった生真面目で使命に真摯なジャンヌではないし、ジャンヌ自信が理想として目指した姿でもない。ではお前は何だ?自らの理想から外れてもがき苦しむだけならまだいい、だが外道に惑わされて仲間にすら剣を向けるなど、どうして旗を振るうジャンヌと同一視出来ようかという話ですよ。なので残念ながら闇ンヌではイケません輝ける光を目指して迷いなく歩むジャンヌが私は好きなんです。だから素ジャンヌとリミジャンヌには久遠を贈りましたが闇ンヌに贈る予定はありません。

 

 え、水着ジャンヌ? いやぁ、ほら、アレはね、その、ね、お空の秩序的なアレがね。実際に空落としてますし。

 

 

Q: 今団に足りないけど欲しい変な人

 

 だいたいのパターンは揃っているので、特にこういった人が欲しい!という希望があるわけではありません。ただし今のところは、ですが。

 変な人でも品性背水系はあまり欲しくはないので、選択肢は自ずとおもしろ系に限られてきてしまうのは悩みどころですね。でも爆死芸人とかへんたいふしんしゃさんとかそういう人なら拾ってきてもいいかもしれません。こうビビッと来る人に今後遭遇しないとも限りませんし、敢えて方向性を定めないまま面白い変な人を探すのも良いでしょう。

 

 

Q: なぜ漬物なのか

 

 なぜアリクイなのか、この謎を解き明かした者には漬物の謎の全てが明かされるという。その答えを求めて我々はルーマシーの奥地へと飛んだ……

 

 

以上でQ&Aコーナーは終わりです。ここで拾いきれなかった気になるあれそれや、言葉足らずで伝わらなかった事がありましたら話の種にでも振ってくれて構いませんよ。前者であれば別の記事でネタにしますし、後者であれば意図が伝わるまで補足しても良いですし。

 

 

 

・無窮の空と明日への風

 

 さて、長々と続いた一連の記事もいよいよ終わりです。

 一年目のミストラルの目標は「古戦場を程々にこなしつつ、高難易度に強い団を目指す」というものでした。 これは既に十分な結果を得ていますので、ニ年目のミストラルはこの目標を変わらず達成していると標榜できるように、新たな高難易度マルチバトルへの挑戦と経験の蓄積をこなしつつ、「今まで以上に開かれた騎空団へ」という新しい目標を掲げていこうと思っています。

 既にルシHを契機に他団の人ながら頻繁に顔を出してくれる人が何人かいらっしゃいますが、今後もルシHや六龍を契機にこのような人を増やしていくこと、そしてミストラルで培ったノウハウや蓄積された経験を顔見知りの他団へ技術移転という形で分けていくこと(その副産物として団外に気軽に呼べる戦力を獲得すること)、この2点について特に力を入れていきたいですね。後者は既に交流が始まっていますので、良い結果を得られる事を願っていますし、また力を注いでいく所存です。

 30人という団員の枠を超えた交流の場を作り上げることができるように、何より今まで以上に楽しい騎空士ライフを提供できるように、ミストラルを更に発展させていくための努力を今後も惜しまず積み重ねていきます。

 

 最後に、今まで様々な形でミストラルに貢献をしてくれた団員さんの全てにお礼をすると共に、併せて普段から顔を出しに来てくれる方々、特に焼かれ三銃士の方には格別の感謝を捧げつつ締めさせていただきます。

 

 

ありがとう、そしてこれからもよろしく。

 

 

2020年 3月

 

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